Dockerとは?? ざっくり解説!

Docker

概要

今日はDockerについて簡単に説明をしようと思います。
本記事は、Dockerについて詳細に説明することを目的としておらず、
Dockerというもののイメージや用途についてざっくりと理解することを目的としています。

詳細な説明はたくさんの方がわかりやすい記事を書かれているので、
そちらをご参考ください。

コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門
Docker Compose 徹底解説

Dockerとは?

一言で言うと、
「仮想環境をコンテナというもので作るソフトウェア」
です。

仮想環境ってなに!?コンテナ??ざっくりしすぎてわからん!!
という方のためにもう少し掘って説明します。

仮想環境とは

環境とは?

そもそも、環境という言葉自体なじみのない方もいらっしゃるかもしれません。
環境とは、〇〇をする場所をイメージしてもらえると理解しやすいと思います。

例として、砂場を想像してみてください。
砂場には、まず枠があり、その中に大量の砂があります。
遊ぶためにシャベルがあったり、バケツがあったり、楽しく遊ぶための道具も揃っているかもしれません。
これは言い換えると、「砂場は砂遊びをする環境」と言うことができますよね。

砂場

このように、何かをする場所のことを環境と呼びます。

ITの世界では、PC(OS,CPU等)だったり、ソフトウェアだったりを含めて
総じて何かを行う場所であるので環境と呼びます。

仮想環境とは、仮想的な環境である!!

では、環境についてわかったところで、仮想環境とはなんでしょうか。
文字通り、仮想的な環境を指すのですが、何が仮想的なのか抵抗感がある方もいるのではないでしょうか。

物体としては1台のPCであるのに、複数のPC環境が存在するように扱うことを仮想化と呼びます。
例えばOSが複数個存在したり、メモリが複数個存在したり、
というように扱うことのできます。

この仮想化を環境に対して行ったものを仮想環境と呼びます。
PCの例で言うと、Windows OSのPC内に、Ubuntu OSを持つ環境を構築する場合、
「Windows OSのPCにUbuntu OSの仮想環境を構築する」
と表現します。

Dockerとは??

さて、話を戻して、Dockerとは
「仮想環境をコンテナというもので作るソフトウェア」
と言いました。

上記までの話で何となく、イメージはできましたでしょうか。
先ほどのPCの例でいうと、
「Windows OSの中にUbuntu OSで構築された環境(コンテナ)を作成する」
と言うことができます。

このコンテナは、イメージという単位で保存することができます。
また一方でイメージがあれば、コンテナを作成することができます。

 

どういうときにDockerを使うの?

さて、Dockerが何をするものかわかったところで、
それをどのように使うのかについて、説明していきます。

Dockerではコンテナという単位で、簡単に仮想環境を構築することができます。
またコンテナはイメージという単位で保存することができます。
これによるメリットとして、以下のような点が挙げられます。

  • 他のシステムやライブラリの依存関係に影響を与えない
  • 用途に応じた環境をすぐに構築することができる
  • 環境を他者に共有することも容易にできる

仮想環境のメリットとして、「他のシステムやライブラリの依存関係に影響を与えない」
ことが挙げられます。
仮想環境の中で閉じた世界になっているので、その世界で構築した環境やインストールしたライブラリが、他の環境に影響を与えることはありません。

次に、後ろの二点はDockerのメリットになります。

先ほども図で示しましたが、コンテナはイメージから作成されます。
この特性により、このイメージが手に入れば、複数のソフトをインストールする必要がなく、環境を構築することができます。
イメージはDocker hubから入手することができるので、構築したい環境を容易に準備することができます。

またこのイメージを他者と共有することもできるため、環境の移植なども容易です。

さいごに

以上が、Dockerについてのざっくり解説でした。

「仮想環境をコンテナというもので作るソフトウェア」

のイメージが共有できていれば幸いです。

またDockerのインストール方法や、インストールなしで試用できるPlay with Dockerの利用方法もまとめていますので、よければ見てください。

画像付き:Dockerのインストール手順(Windows OS)

ではでは!

 

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